センセーショナルなタイトルにはやや閉口してしまう方もいるかもしれないが内容は極めてわかりやすく、また、CDS破たん回避を金融当局はメインのシナリオにしていること等、独自の展開は面白い。
なお、株式市場についてのコメントや後半は世界の債券市場が暴落し、インフレになるというどこにでもある論説になっており、サブタイトルのこう備えよ!と言っているのにどう備えるのか具体的なアドバイスが無い点は残念。
但し、全般的には、このEU危機や日本の金融を取り巻く環境を
再度振り返るきっかけを作ってくれる良書といえる。
(小原 2012/1/24)