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会社法入門

会社入門

著 者:栗原 脩
価 格:¥2,000(税別)
発売日:2015/12/2

著者紹介
1968年 東京大学法学部卒業
同年 株式会社日本興業銀行入行 同行 取締役証券部長、
興銀証券株式会社 常務取締役などを経て2003年10月 弁護士登録

このほか明治大学法科大学院、明治大学法学部、信州大学法科大学院 などで「金融商品取引法」「コーポレート・ガバナンス」「企業金融と法」などの講義を担当

会社法入門

一般企業に勤める方々にとって、「会社法」は知っておくべき知識の一つであろう。株式会社は、現代の経済システムの基本的な企業形態であり、その仕組みについて定める会社法の重要性は非常に大きい。特に、日常的に企業経営者とコミュニケーションを交わす金融機関職員にとっては、株式会社の仕組みを理解することは必要不可欠なスキルである。しかし、「会社法」は必要な知識と認識しているが、部分的には知っていても全体を通して触れる機会はあまりなかったビジネスパーソンが多いかもしれない。

本書「会社法入門」はその名の通り、会社法を学びたい方々への入門書として最適な書籍となっている。

本書ではまず第1章、第2章で、株式会社の基本的特質や歴史について書かれ、株式会社の成り立ちや会社法(商法)がどのように制定されたのかが語られている。これらは、会社法の法理、骨格の理解を深める一助となっており、会社法を部分的に学んだ方にも全体を捉えやすい構成である。 以降の各章では、株式や株式会社の機関、組織再編といった会社法の根幹について要点を簡潔に、かつ、体系的に説明され非常にわかりやすい内容となっている。

日本興業銀行出身者である筆者らしく、とりわけ株式会社の資金調達に関して、方法や特長が詳しく述べられており、その点において金融機関職員の方々には是非一読してほしい。

コンパクトにまとめられ持ち運びも容易であり、ちょっとした確認にも使用できる、持っていて損はない一冊。 会社法を全く知らない方に対しても、学んだことのある方に対しても、入門、復習に最適な本書を推薦したい。

(澁谷 2016/02/04)