TOP > 記事・コラム > 知って得するサイバーセキュリティ講座

第11回 即応性の危機管理広報

著者:藤原 礼征 トーテックサイバーセキュリティ研究所 所長

トーテックアメニティ(株)の運営する、トーテックサイバーセキュリティ研究所では、毎月、「知って得するサイバーセキュリティ講座」を、メールマガジン形式にてお届けしています。 銀行員comの読者の方にも、過去の配信から選りすぐりの記事をお届けします。

●「知って得するサイバーセキュリティ講座」第26回配信より

 サイバースペース上で何か問題が起こった場合、企業には説明責任が生じます。これも企業の社会的責任の一つといえるでしょう。適切な説明が遅れることで被害が拡大し、事態が深刻になる可能性が高くなるのです。

 事態の収拾に、1週間、2週間と時間が経つにつれて、ブランドイメージへの影響は、さらに深刻になってしまいます。サイバー社会においては、数時間で被害規模が数倍、数十倍に拡大することはよくあることだからです。

 サイバー攻撃を受けたあるメーカーの場合、記者会見までに10日間かかりました。セキュリティ関係の専門家たちの間では迅速だったとの評価がある一方で、一般社会からはもっと早くできなかったのかとの批判が強かったようです。それだけの時間がかかった背景には、正確性と迅速性のせめぎ合いがあったのだろうと推測されます。

 このような事態に対しては、あらかじめ対策を練っておき、社外に対してどのように説明責任を果たすかの検討を行っておく必要があります。これを特に「危機管理広報」といいます。

 危機管理広報とは、事件・事故が発生した際、さらなる被害の拡大を防止し、市民への説明責任を果たすことによって、信用の失墜やブランドイメージの棄損を防止するために行われる、危機における広報活動のことをいいます。

※続きは、トーテックアメニティHPをご覧下さい。
http://www.totec.jp/service/cyber-security/info_box/026/index.html

8月17日(日)に放映されましたBSフジ「ワッチミー!TV×TV」、当社登場回について、番組公式サイトにてアーカイブ公開頂きました。御案内します。

トーテックアメニティプレスリリース
http://www.totec.jp/news/number/20140808.html


※アーカイブ映像の形式がフラッシュの為、お手元PCにフラッシュプレーヤーが入っていない場合や旧・アイフォン/アイパッド等では、御覧頂けない場合があります。