日本橋室町。
この地は江戸時代から鰹節問屋の「にんべん」や江戸参府のオランダ人定宿の「長崎屋」、大呉服商「三井越後屋」などの大商人が軒を連ね、日本橋魚市場発祥の地でもあります。
"室町"の由来は明らかではありませんが、京都の室町にならったという説と、商家が多く集まっておりその土蔵(室)が立ち並んでいたためという説があるようです。
また「駿河町より瀬戸物町へ通ずる道は、江戸第一の金銀通貨の往来する道路なり」と言われたように、日本橋室町という一帯が商業金融界にとっていかに大きな地位を占めていたかが伺えます。
現在でも多くの地方銀行の東京支店、東京事務所が室町周辺に集まっており、まさに日本の金融業界の中心地となっています。
このコーナーでは、そんな金融業界の中心で活躍されている「地方銀行東京事務所」の所長さんにスポットをあて、その人となりや想いをリレー形式でご紹介していきます。
こだわりの趣味や休日の過ごし方など、オンタイムには見ることができない"意外な素顔"も覗き見ることができるかも知れません。お楽しみに!!