[室町紀行 第十一話] 千葉の休日 | 千葉銀行 東京事務所 岩重 敏彦 氏
あけましておめでとうございます。年末年始の6連休、皆さんゆっくりできたでしょうか。1月4日に飲み過ぎて、早くもお疲れという方も多いかと思いますが。
さてこの室町紀行、頼まれて引き受けはしたものの、プライベートを他人に話すのは好きではなく、ネット上に顔写真付で公開するなど考えられない。という訳で勝手ながら、I氏(仮名・顔出しNG)の休日をお伝えするという形で、TDRとゴルフ場だけじゃない千葉の楽しさを少しだけご紹介させていただこうと思います。
1月3日。天気も悪くないし、海へ行ってみようかという気分になり即出発。大宮(千葉市)から東金・九十九里有料道路を使うと約30分で海が見えてくる。更に海沿いを南へ10分ほど走り「中里海岸」に到着。
千葉市の中心部からわずか1時間足らずでこの眺めに辿り着ける。ここで見る初日の出は最高だろうな、と思うが元旦は混むので1度も見にきたことはない。
しばらく海を眺めてから海岸沿いの松林の中を10分程歩いて「ちばぎんの森」へ。自分も植樹に参加した松の様子を見る。何本かは間違いなく私が植えたのだが、どれだったかはわからなくなってしまった。
十分癒されたところで、美味い「いわし料理」でも食べて帰ろうかと思ったが、まだ11時前。もう少し南まで行ってみることにして、左手に海を見ながら「九十九里ビーチライン」、「外房黒潮ライン」を走ること2時間弱。眺めは最高だし道も空いているので快適。いつもは途中で見かけた案内板や、道の駅のインフォメーションを見て気になった所に寄ってみるのだが、今日はまっすぐ「鴨川オーシャンパーク」まで行って休憩。
「富楽里」のサービスエリアで魚を食べて帰ろうと思い、西へ向かって富浦から館山道に乗る。漁協直営の店があり、サービスエリアとは思えない質と量。
スペシャル刺身御前(2,400円)。高いと感じるかもしれないが、優に二人分以上の量がある。
<本日の走行距離約200km、所要時間は休憩含めて約6時間>
意外と手軽に行けると思いませんか。東京からでも東関道やアクアラインを使えばたいして時間はかかりません。限られた字数と私の文章力で伝えられるのはこの程度、現地に行ってリアルで体感しないと本当の良さはわかりません。泊まりでゆっくり回った方がいいとは思いますが、まずは日帰りでも、是非一度来てみて下さい。
(2013/01/15 掲載)